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じ ょ う ど う え
成 道 会

 本年は曹洞宗広厳寺を会場とし、成道会法要を執り行いました。(令和5年12月8日)





広厳寺 薬師堂





木像薬師如来坐像

像高:2尺8寸5分 像伝時代:平安期 檜材一木造りにして彩色は江戸期補修の際に施され、今はほとんど剥落し素地を表している。
昭和10年、全国の国宝修理にあたっていた奈良美術院(現奈良国立博物館内)所属の大田亀一仏師の調査によれば、
両手は薬師の印に補作されているが、肱の形から、元は定印を結ぶ阿弥陀如来であったものと推測。
「面相の優しさ内に強さをもつ、何かひきつけるものが感ぜられる、威厳ある眼の切れ目の美しく、無言の内に貴重な歴史を物語ってくれるのが何よりの幸である」と評した。
萩市指定有形文化財。



堂宇正面に据えられた灯籠に「寛政七年 薬師如来」と銘されていることから、江戸期を通して薬師信仰が盛んであったことが偲ばれる。


楫取家茶室


本堂裏手の「楫取家の茶室」
詳細はこちら(『萩・維新巡礼』萩市仏教文化研究会刊・絶版)


成道会法要風景