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          知ることが始まり −今できること−

曹洞宗・玉泉寺・末益俊二


 今年も「障害を持つ子」と「障害を持たない子」の交流キャンプ『こどもジャンボリー』を7月28日〜30日の2泊3日の日程で開催しました。

 5月から実行委員を募集して準備を進め、合計9回の実行委員会を開催し、102人が参加しました。

 萩地域の広域合併により、今年から、私たちのボランティア団体が、キャンプ場である「川上すぎのこ村」を譲り受けての最初のキャンプでした。

 実行委員会では、参加者の募集やキャンプの内容の検討作業に併せて「草刈り」「水道の修理」「建物の掃除」など、キャンプに必要な準備をすべて行います。時間を割いて集まってくる青年たちと一緒に作業をしていると、不思議に元気がわいてきます。

 こどもたちが参加する初日にテント張り、河川プールでの水遊びを実施。2日目は、阿武川でカヌー、地区の集会所でゲームを行いました。2日目の昼食は、恒例の商工会婦人部提供でした。

キャンプファイヤーが終わりこどもたちがぐっすり寝ていた夜中から雨が、降り始め、ボランティア全員で、校舎の中へこどもたちを避難させる事態もありましたが、幸い誰にもけがや発熱がなく予定時間どおりにキャンプは終了しました。

 今年のキャンプのテーマである「知ることが始まり」は、「いろんな人と知り合い、相手の立場に立って考えてみることで、1人1人が大切にされ、一緒に生きていくことができる」という前向きな思いです。

[参加者]障害をもつ児童 7人、障害をもたない児童17人、障害をもつ中学生14人、障害をもたない中学生5人、障害をもつ高校生 7人、障害をもたない高校生14人、一般ボランティア18人、実行委員20人の合計102人が参加。

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