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お念仏の中にたくされていること
(浄土真宗・明光寺・栄 嶺司)
お釈迦様の説かれたお経に仏説アミダ経というお経があります。
このお経には、何が説かれているかと申しますと、極楽浄土の素晴らしさが、説かれています。
この極楽浄土の世界は、言葉では、言い尽くせないほど素晴らしい世界であると言うことが、説かれています。
そして、わたくしたちは、お念仏を唱えることによってこの極楽浄土に参ることが、できるのです。
浄土真宗で最も大切なことは、往生浄土、つまり極楽浄土に往生することが、大切なのです。
それでは、どうすれば極楽に往生することが、できるかと申しますと、難しいことは、ないのです。
ナンマンダブ、ナンマンダブとお念仏を唱えるだけでいいのです。
それでは、ナンマンダブのお念仏を、いつ唱えればよいかと申しますと、つらい時、悲しい時、寂しい時にナンマンダブ、ナンマンダブと唱えていただきたいのです。
そこには、必ず仏様の救いが、やってくるのです。
そうして仏様の救いにあったなら、その後のお念仏は、ありがとうございますの感謝のお念仏となってくるのです。
人生は、いつ何が起こるかわかりません。
常日頃からお念仏をみ教えを聞き開いて、どんな困難にもめげす、極楽浄土に参らせていただく身の幸せを喜び、日々精進していくことが、大切です。
どうにも救われないわたくしたちを、見越して極楽浄土を造り、仏様の智慧と慈悲を、お念仏の中にたくされているのです。
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