福戸山 法華寺 (ふくとざん ほっけじ)
■宗派 日蓮宗
■所在地 〒758-0701
萩市見島本村
■地図
■住職 秋田安世(兼務)
■本尊 鬼子母神
■沿革 天明年間(一七八一〜八八)山田重郎兵衛(元見島村長山田義太の先祖)が熱心な法華信者で、鬼子母神を自家の鎮守として要害山に祀っていた。その後安政年間(1854〜59)に三田尻の法円寺(宝樹山 法華宗)の住職大田日信と西岡源蔵という法華信者が、無実の罪で見島に遠島された。そのころ見島のソバに悪性の害虫が発生しており、両人の祈疇によりその害虫が退散したので法華信者が増加したという。その信仰を基礎として、昭和二年(1927)に日蓮宗見島教会が発足し、芳賀信行が初代の代表者となった。昭和二十三年(1948)に堂宇が建立され、同五十七年(1982)に今の山号寺号を公称するようになった。
■歴代住職 開山信行(芳賀)/ 第二世前徳(木原)/ 第三世智教(林)/ 第四世俊山(植川)