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宝塔山 永林寺 (ほうとうざん えいりんじ)


宗派        真言宗御室派
所在地    〒758-0042 萩市御許町80 
地図
電話        0838-25-5893
住職
本尊        子安観音
伽藍        本堂・庫裏(昭和43年改築)
沿革
 明治初年(一説3年)吉祥院に永福寺・鶴林寺を合併し、寺号を改称した。吉祥院(宝塔山 神宮寺)はもと石見銀山の地にあって薬師寺と称していたが、慶長年間(1596〜1614)山口の一ノ坂銀山が開発された際に祈願所として移され、神宮寺と改称した。その後、元和年間(1615〜23)に銀山の廃止にともない、萩の恵美須町に移って来たが、後に今の地に再建された。永福寺(修多羅山円覚院)は椿八幡の社坊で、延喜年間(901〜922)に逆髪皇子が当地にこられた時に祈願所として建立(開山は知覚)されたがその後衰徴し、天台宗の関係者が相続した時代もあったが永続せずに荒廃した。天正年問(1573〜91)玄長が再興した。
鶴林寺(常楽山)は古くは玉江の地にあって白林寺と号していた。寛永16年(1639)に果祐(円政寺3世隠居)が中興して、現在多越神社の後ろ角に移転し寺号を改めた。合併したときは吉祥院の住職瑞光が永林寺の初代となった。

寺宝等   子安観音/ 如意輪観音(運慶)/ 不動明王及二童子/ 文殊菩薩像(行基作)
歴代住職 開山瑞光 ・・・・・ 第6世隆真(山根)/ 第7世勝二(持永)