高杉晋作 タカスギシンサク


[略歴](1839-67)萩城下に藩士高杉小忠太の長男として生まれる。幕末の志士、名は春風、字は暢夫、谷梅之助・谷潜蔵とも称し、東行と号した、明倫館を経て松下村塾に学び、久坂玄瑞とともに松門の双璧といわれた、文久二年上海に渡り海外を見聞、翌年竹崎(下関市)の白石正一郎邸で奇兵隊を組織した、元治元年幕府に降伏謝罪した藩当局に反して挙兵、藩論を討幕にまとめた、第二次幕長戦争では奇兵隊を率いて幕軍を撃退するなど活躍したが、慶応三年、下関で病没した。
[墓]下関東行庵、東光寺 (地図)
[誕生地]萩市南古萩町(地図